独立か自由なサラリーマンか

BLOG,独立物語

time-is-value

悩ましい選択と心の声

前回 、自分の場合は時間の有効性を大きくするための選択肢が複数あったことをお話しました。

<A>サラリーマンの身分を残して、勤務時間や体系についての自由を交渉する。
(成果を出していれば、勤務時間の残りで何を複業していてもよく、リモートワークによる場所の自由も確保するなど。)

<B>兎に角サラリーマンを辞める。そして仕事は一定レベルで継続して受託する。
(委託契約として仕事をすることで、最大限に裁量権を発揮する。合わせて独立当初の不安低な収入源を一定レベルでカバーする)

私の場合は、この2つの選択で迷うことになりました。
私の選択は<B>だった訳ですが、今回はその選択の意図と、その決定に至るプロセスについてお話したいと思います。

一般的に考えると<A>の方が条件的には良いと思います。
私がもしクライアントから相談を受けたとすると、きっとそう言うと思います。
もちろん、そうで無いと考えている、という声が出てきた場合にはその理由をお伺いし、方向性を摺り合わせていくことになります。

<A>の選択肢の最大のメリットは

「サラリーマン契約としての身分の安定性です。

一見して「時間や場所の自由」が条件として提示されているので、最高の選択肢のようにも見えます。
しかし本当にそうでしょうか?
私には残念ながら「サラリーマン」としての足枷というか「自由に対する不安低要素」が大きいと感じられたため、<B>を選択することになりました。

・「成果を出していれば」という場合の成果とは?(評価制度に対する疑念)
・他の社員が納得できる体制なのか?
・自由の程度が明確でない(フルリモート?週4リモート?フルフレックス?)

結局のところ、やっぱり「サラリーマン」なんですよね。。。
身分保障やら社会保障やら含めて諸々とのトレードオフなので当然なのですが、やはりこれだと、自分の求める「自由!楽しい!」に届かないと思ったのです。

そうなると選択肢は<B>になるわけですが、今度は<B>における分析をしてみました。
※この辺り、私のウェルスダイナミクス のプロファイル「ロード」の本質がにじみ出ているかもしれませんね(笑)

<B>の選択肢は「独立」ということで、圧倒的に立場は不安低になります。
会社としては<A>のような特別扱いの社員を抱えるよりもリスクは少なくて嬉しいでしょう。社員だと解雇は困難ですが、委託契約なら契約満了で終了することは容易です。
周りの社員に対しても特に説明の必要がありませんしね。

さて、私にとっての選択肢<B>はと言うと、

・圧倒的に自由。(契約の範囲内で。)
・成果(報酬)は契約で明確に決まる。
・周りの社員に対する面倒な言い訳が要らない。

メリットはこれらでした。
あとはデメリットをどう回避していくか、ということに専念して戦略を練ります。

・身分の不安低さをどうするか?(契約期間と報酬額でカバーできるか?)
・委託業務の内容と報酬のバランス(値決めの合意)

まずは、業務内容と報酬のバランスについてですが、この採用難にあって、会社側としては、可能なかぎり私が社員としてして残ることの模索をしてくれました。
そのため、委託とする業務内容についても、当面は可能な限り現行の業務をそのまま持ち出して欲しい、という意向がありました。

一見業務内容がそのままということは他の自由になる時間がないじゃないか、と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
勤務時間や場所は縛られていませんし、委託されている業務を完了さえすれば、どんな時間で実行しても問題はありません。(1人日見積もりの作業を頑張って半日で上げれば、半日は自由ですし、納期に余裕があれば、1週間かけて1時間ずつ作業しても達成すればよいのです。毎日の残り7時間は自由です。)

この前提で、まずは自分の直近の年収と、社会保障費などを含めてどれくらの報酬が理想かをはじき出します。
会社が半分負担してくれていたものなどもふくめて今後支払うことになるので、それらも考慮した上での報酬を検討します。
これは、実際には会社側との交渉になりますので、満額回答を得るためには、それなりの苦労があります。(自分は120点目指して、100点を獲得しました。)

ブログではあまり詳しくお話しませんが、ポイントは、

・現実に即した論理的な数値
・「自分」という商品価値の重要性

この2点が訴求できればよいかと思います。

契約期間は、長い方がこちらにとっては有利ですが、委託契約は結構短めな事が多いですよね?
理想は、

・年単位の長期契約で、満了より前に見直しを行い再締結
・これをできるだけ長期スパンで行う

だと思います。
例えば、2年契約だけど1年後に見直しを行って、2年契約の再締結、とかです。
これだと、受託側の長期安定性のメリットと、委託側の人員確保のメリット&一定期間の見直し計画、が両立できる感じです。
実際にはここまで長期の契約は難しいかもしれませんが、目指す目標としてしてはこんなところです。

検討すべきことは多いですが、やっていくなかで、契約に関する事や、いろいろなリスク回避、逆に取るべきリスクの選択なども考えられるようになってとてもよかったと思います。