ペンションびせざき との出会い①
〜20年を振り返る〜 最初の出会い
ペンションびせざき 現在展開中の沖縄リトリート「〜原点回帰〜 気づきの旅」のメイン舞台となるお宿です。 沖縄県 本部町備瀬。美ら海水族館のすぐ側にある集落で、「フクギ並木」で有名な地に、そのペンションは50年前から存在しています。 沖縄が日本本土に復帰したのが丁度50年前です。
聞くところによると、沖縄では1番最初の「ペンション」だそうです。日本でも3番目というお話を聞いたことがあります。
私が初めてこのペンションびせざきを訪れたのは、20年程前になります。大学2回の夏休みでした。 地元の学習塾の塾長、西口賢治先生に連れられて、夏の沖縄一週間の旅に出たのでした。
西口先生自身が、このペンションびせざきに泊まるのは2度目の事だった、ということです。 以前から、沖縄にご縁のあった先生が、地元の方に連れてきていただいて、とても良かったということで、僕を連れてきてくれたのです。
僕からすれば、「連れてきてくれた」という感覚ですが、本人は「自分がもう一度行きたかった」という事かもしれませんw
当時はまだ、このペンションびせざきを作られた、お父様がご健在でしたが、二代目にあたる大将「クマさん」ご夫婦が宿を切盛りされていました。
夕食は「海厨」と名付けられた、カウンター席に通されて、恩師と席を並べて2人でいただきました。 何と、それはそれは大変美味しい、江戸前のお寿司をいただけたのです。 連れられて行った身としては何も知らないわけですが、この体験は、後にも先にも語り草になっていますw
まずもって、大前提として、沖縄では元々江戸前のお寿司を食べられる機会が多くありません。 南国の魚、、、熱帯魚って、生で食べるイメージないですよね? もちろん、美味しい魚も沢山あるのですが、江戸前のネタではありません。 つまり、ネタを仕入れる事がまず大変。そして熱い暑い夏! 魚も傷みやすく、良い物が沖縄まで回ってこないのです。(殆どが銀座など「江戸」で消費されてしまいます。) 那覇の市場で仕入をすることになりますが、お宿は本部半島。高速で片道1時間半かかります。
ということで、そもそも、こんなところで、美味しい江戸前寿司が食べられること自体が、奇跡なのです。
さらに、大将は実際に東京で修行されてきた、本場ものの江戸前の職人です。 NewsWeek紙に「寿司を芸術の域にまでした男」と紹介される程の腕前です。
そんな大将の拘りのお寿司は、通常11月〜4月の期間しか提供されていなかったのです!! それを、夏本番に頂いてしまうという。。。。
さらには(汗 このカウンター席ですが、通常7名のお客様が席についてお食事いただける仕様になっています。 カウンターにお客様が入ると、その間大将は板場に付きっきりになるので、通常は最低でも4〜5名のお客様を入れないと採算が合いません。
そんなこととは私もつゆ知らず、恩師も知らずに「教え子を連れて行くから、是非カウンターでお寿司を食べさせたい」と真夏にリクエストをし、そしてなんと2人でカウンターを貸し切ってお食事をさせていただいたのです。。。(滝汗
今でも半分冗談で「ここで2人で貸し切って寿司を食うなんて、殿下以外には、ケンちゃんとアリちゃん位だよ!」と話のネタにされています。
お宿に行かれると写真も沢山あるので分かることですが、ここは故・高円宮殿下ご家族が、お忍びで来られていたお宿です。他にも数々の著名人が、吸い寄せられるように、ふらっと立ち寄り、人が人を呼ぶような、知る人ぞ知るお宿です。
本当は教えたくない。けど誰かに話さずには居られない。だから、身近な素敵な方にお話する。そしてその方がまた訪れる。 そんな、本当に口コミだけで50年続く、本当の意味での豊かさが溢れるお宿が、ここには存在しています。
もちろん、寿司席に拘らず、夏場はお庭でBBQをしたり、食堂で美味しい料理を頂いたり、この宿そのものが、そしてここに吸い寄せられて集まってくる人そのものが、いつも素敵で、素晴らしい場所なのです。
さて、この最初の出会いのカウンター席で繰り広げられた、衝撃の食事の様子は、、、、僕のその後の人生に大きな影響を与えているのですが、それはまた次回にお話させて頂きます。
こんな不思議な場所で、新月の夜に、自然の流れに身を任せ、自分の中の要らなかったものを手放してみませんか?
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