サラリーマン法人になりやすい職業?なりにくい職業?

脱サラしてサラリーマン法人・できる職業/できない職業

今度開催するセミナーについて、コミュニティ内で相談をしていたところ、

「自分の職業ではサラリーマン法人ってできなさそう」

という声が挙がりました。

確かに、やりやすい職業/やりにくい職業というのはあると思います。

私の様にITエンジニアとしてサラリーマンをしてきて、「パソコンさえあれば何処にいいても仕事ができる状態」が確立できていた場合はダントツに向いていると思います。

でも、同じITエンジニアでも、「やりにくい」状況はあると思います。

例えば私の場合、10年ほど前は実際にお客様先へ伺って、新規案件のご提案/打ち合わせをし、現地でシステム構築をする。

これが当たり前でした。売れっ子時代は、日本各地から応援要請があるので、九州へ出張、次は東北、、なんてこともありましたし、システム構築は夜中に行うことも多く、自宅に帰れないなんてことも当たり前のようにありました。

この状態だと、きっと今私がやっている「サラリーマン法人」という働き方はできなかったと思います。 だって、「契約形態だけ変えて、同じように働く」が前提ですからね。

いや、正確には出来なくはないのですが、私が思い描いていた「労働時間のコントロール」が非常にやりにくい状態に成らざるを得ないです。

私の場合、この脱サラを見越しいたわけではありませんが、潜在的にはこの**「働けば働く程忙しくなり、肉体的時間的に拘束が強くなる働き方」**にずっと違和感を持っていたのだと思います。5年ほどでこの働き方を辞めて、現場第一線から身を引きました。(部門内でのポジション異動を願い出ました)

外を飛び回るのをやめて、社内で後方援護をするようにしたのです。自分がそれまで学んで来たことや経験してきたことを伝えることも一つの役割でしたし、いざというときの切り札としても働きました。

それとは別にメーカーとの技術セッションにおいて、より尖った仕事をできるように期待値を設定してもらいました。

今までやっていた仕事は替えが効く状態(自分じゃなくても良い状態)を作り出し、新たなポジションとしてより価値の高まる状態(自分じゃなければならない状態)を作り出していました。

ウェルスダイナミクスを学んだ今なら「そうだよね〜。これこれ。これがスチールっぽいよね」という点もあるのですが、当時はそんなこと知りもしないですが、自然とそれに近しいことをやっていたな、と思います。(知っていればもっと加速したでしょうね。。。)

話は少し遠回りになりましたが、要はこの**「替えの効く状態」と「替えの効かない状態」をどこでどんな塩梅で仕込んでいくか、がキー**になっています。

「替えの効かない状態」ばっかりに拘ると、脱サラは難しいです。辞めるのにかなりの抵抗にあいますし、仕事の圧縮が難しいです。しかし一方で「替えが効かない」ので、業務をそのまま継続してくれるのなら、、、という交渉は行いやすいかもしれません。

「替えが効く状態」だけだと、これはもう、放り出されるだけです。

さて、ここまでお話をしてきて、少し具体的に違う職種で考えてみましょう。 例えば、建築現場で現場監督をしている建築士さん。この方が「時間の自由」を求めてサラリーマン法人を検討したらどうなるのか。

「現場監督」という立場上、オンリーワンな存在なので、このままの業務を続けると、サラリーマン法人で脱サラして時間圧縮するの難しいですね。 そこで、「現場監督」は後進に譲りましょう。その上で、もう少し「疎」に関わりながら、価値提供できるポジションは無いでしょうか?

私自身、建築現場には全く縁がないので、どんなポジションが可能なのか分かりませんが、私が妄想する限りでは、少なくとも大半の時間をオフィスで過ごせるような働き方にシフトチェンジしていきましょう。例えばですが、「現場監督に対するアドバイザー」的な立ち位置とか、図面・デザインの提供/レビュー、映像による現場査察、進捗管理、ベンダー管理など、、、どこまで「現場・現地」でなければ出来ない業務があるのか分かりませんが、ITの世界の鏡でみてみると、より上流・コンサル的立ち位置が、何だかありそうな感じがしています。

そういったところで実績と価値を築き上げることで、その仕事をそのまま外部に持ち出して、委託契約で遂行することができれば、面白いなぁ、と妄想してみました。

今回のこの記事は、完全に私の個人的な妄想なので、本当は、実際のクライアント様が置かれている立場や職場の状況をお伺いしながら、コーチング的に「どんなことができそうかな?」ということを深掘りしていきつつ、時には私の直感や、経験もお伝えしながら、プランニングしていきます。

そうする中で、本当に脱サラしよう!と決行される方もいれば、働き方が変わったことで、その仕事がもっと楽しくなってしまう方もいれば、どちらも最高の結果だと思います。

私がオススメするのは「脱サラ」ではなく、「より豊かに働く」ということです。

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Author

有田 卓也

徹楽・ライフコーチ / ITエンジニア

1981年、兵庫県尼崎市生まれ。「自分との約束を果たす旅〜Self Bridge〜」と題したコーチングプログラムを通して、 行動と変容を実践。また、資格に拘らない、コーチングの本質的なセッション力強化にも力を入れています。

年に1回・新月の日に開催される4席限定の沖縄リトリート「原点回帰の旅」を通じて、仕事と楽しむことを両立。 どれも席数が少なく「路地裏の名店」と言われます。

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