器のお話

お茶碗の大きさによって、盛れるご飯の量は決まる

これは、私がまだ小学生の時に、当時の塾長先生から聞いたお話。

国語の担当をされていたのだが、それ以上に人生についていろいろ教えてくれたように思います。

このお話は「ご飯」のお話ではなく「お金」の話。

「将来、君たちがもっともっと大きな額のお金を得たいと思ったなら、何よりも、器を大きくすることが大事です。 だって、小さなお茶碗に、沢山ご飯を盛っても限界があるし、無理をすると、お茶碗が壊れてしまうでしょ?」

かなり端折ると、そんな意味合いの言葉でした。 当時の私の感想は「なるほどね!上手いこと言う!」という感嘆でした。

小学生に「器の大きさ」とか「稼げるお金の額」なんて話を、、、と思われるでしょうか? そんなことはない。 小学生でもちゃんと分かっているんです。 その時々で感じ方は違うかもしれないが、彼らは彼らなりの受け取り方、感じ方でちゃんと受け取っています。

そして独立した今、この「器の大きさ」という「扱えるお金の額」についての実感は凄くよく分かるようになりました。

サラリーマンをしていたときは、この感覚は無かったと思います。 頭では知っていたけど、感覚として実感していませんでした。 今もっているお茶碗に、どんどん高くご飯を盛っていました。

たぶん、これでサラリーマンの時は行けるんです。 年収1000万円くらいまで。 だから、器を大きくする必要性を感じて無くて。 もちろん、大きくすれば、それだけ楽に沢山のご飯を盛れるようにはなるのですが、「必然性」が薄かったんでしょうね。

でも、だからこそ一般的にサラリーマンとしての限界が一旦この年収1000万円くらいにあって、「あぁそろそろ良いか。これくら盛れたら上等だろう」そう思うんじゃないでしょうか。

独立した今は、この器を広げることにも意識が向くようになったことと、最近新しく気がついたのは、けっこう要らないものが茶碗の中に入っているかもしれないな、ということ。 この要らないモノを器から出したら、何か新しいものがもっと入れられるな。

これは、しがらみだったり、固定観念だったり、欲だったり、見栄だったり、願望だったり、、、恐怖だったり。

人間、空っぽになっちゃうのって、何か怖いですよね。

でも、いざ空っぽになってみると、凄く心地良いことを知っている人も居ると思います。

今、計画している沖縄リトリート「原点回帰 〜気づきの旅〜」も実はこの「空っぽになってみる」ということも絡めています。 新月になっていくタイミングに向かっていろんなものを手放してみて、本当に満たしたいもので改めて満たしていく。

僕の企画の原点にあるのは、この「器のお話」なのかも知れません。 是非、そんな他愛の無い話も、特別な空間で共有し合いましょう。 沖縄でお待ちしております。

この元塾長先生(西口先生)も一緒にお待ちしております。

170年の時間と「原点回帰」〜気づきの旅〜

Author

有田 卓也

徹楽・ライフコーチ / ITエンジニア

1981年、兵庫県尼崎市生まれ。「自分との約束を果たす旅〜Self Bridge〜」と題したコーチングプログラムを通して、 行動と変容を実践。また、資格に拘らない、コーチングの本質的なセッション力強化にも力を入れています。

年に1回・新月の日に開催される4席限定の沖縄リトリート「原点回帰の旅」を通じて、仕事と楽しむことを両立。 どれも席数が少なく「路地裏の名店」と言われます。

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