コーチングに対する一般的な誤解
コーチングに興味を持つ人たちが、しばしば抱く誤解のひとつは、コーチングとは単純にセッションのことであり、そのセッション時間にすべてが凝縮されているという考えです。しかし、コーチングの本当の効果を引き出すためには、セッション間の自分自身の時間の使い方が鍵となります。セッションは、成長のための指針を決める時間であり、実際の変化は日々の生活の中で起こるからです。
セッション間の時間の重要性
セッションとセッションの間の時間は、目標達成や自己発見のための絶好の機会です。セッションでは新たな洞察や目標設定が行われますが、それを実生活でどのように活かし、具体的な行動に落とし込むかが成功のカギを握っています。
実際に、セッションとセッションの間に自ら行動を起こし、自己反省を行うクライアントさんは、明確な成果と満足感を得ることが多い印象です。
自立と持続的な成長のために
私たちコーチにとって、コーチングの目標は、クライアントさんが自律的に成長し、自分の人生の主導権を握ることをサポートすることにあります。コーチング期間が終了した後も、クライアントさんが自分自身の力で前進できるよう、セッション間の自律性を養うことが不可欠なのです。セッションにのみ依存するクライアントさんは、コーチング期間が終了すると行動が停滞する傾向があります。これは依存状態であり、望ましい結果ではありません。
依存ではなくパートナーシップ
コーチとクライアントの理想的な関係は、依存ではなく共創的なパートナーシップです。コーチはガイド役としてクライアントの自立と成長を支援し、クライアントはコーチングを通じて自らのポテンシャルを最大限に引き出します。この関係性は、両者にとっての成長と発展の源泉となり得ます。私は、行動できず、いつまでも成長しないクライアントといつまでも一緒に居るのは嫌です。常に新しいクライアントと共に、自分も成長し続けたいと思っています。
セッション間での具体的な行動
では、セッション間に何をすべきかというと、まずはセッションで得た洞察や目標を具体的な行動計画に落とし込むことです。たとえば、自己実現やキャリアアップを目指す場合、具体的なステップを設定し、日々のルーチンに取り入れることが重要です。
自己反省の時間も欠かせません。セッションで浮かび上がった課題や思考パターンに意識的に向き合い、新たな行動を試すことで、自己成長の旅は加速します。また、自分自身に対する理解を深め、自己受容のスキルを高めることも、セッション間の重要な作業と言えるでしょう。
そして、これを実行するために、是非とも誰かに報告する義務を負いましょう。
人間は義務を負うとそれを果たそうという意識がはたらきます。
これは、人から課せられた義務ではなく、自分自身が自分に課す義務なのです。
コーチング体験のご案内
コーチングの真の力を実感し、自己成長の道を歩み始めたい方、ぜひ私とのコーチングセッションを体験してみてください。私の役割は、あなたがセッション間に自己発見し、目標達成へと進む手助けをすることです。
コーチングは、単なるセッション以上のものです。セッションとセッションの間にある時間こそが、あなたの人生を変える鍵となります。自己成長と自己実現の旅に出て、自分自身の可能性を最大限に引き出しましょう。
1981年、兵庫県尼崎市生まれ。
現在はコーチングをメインとした個人事業を中心に、自身のお金についての基盤を固めるために、法人も経営。
年4回・新月に開催する沖縄リトリート「原点回帰の旅」を通じて、仕事と楽しむことを両立。
自身の経験を元に、現実と理想のギャップに悩む人、もう一歩ステージアップしたい人を対象に『楽しむ事に徹する』をモットーに、徹楽(てつがく)ライフコーチとして活動中。