人財としての自分

time-is-value

如何に魅せるか

私は過去に3つの企業にお世話になりました。
いずれの企業を辞めるときには、それなりに惜しまれつつ退社してきました。

そりゃそうですよね。
手塩にかけて育成してきた人財が、これからって時に手元を去ってしまうわけですから。

でも、本当に心の底から惜しまれてるのでしょうか?

本当に、あなた自身に価値があって、替えが効かない存在で、惜しまれつつ、、、なのでしょうか?

「変わりは別に居るし、育てればなんとかなるけど、、、またゼロからか、面倒だな。。。」

そんな風に思われてたとしたら、悲しいですよね(笑)
そんな企業とは一刻も早くお別れする方がいいです。

ただ、「残念だなぁ」と漠然と思われているのと、「惜しい!」と思われて去るのは雲泥の差ですよね?

「惜しい」と思われる人は、実際に在職中にも成果を上げて、企業に貢献してきていた方かと思います。

そんな人が、どうして会社を辞めなければならないのでしょうか?

 

<A>:貢献しているのに正当な評価を受けてない。(評価についての不満)

<A’>:賃金が安い。(賃金についての不満)

<B>:業務内容が自分のやりたいことと一致しない(内容についての不満)

<B’>:他にやりたいことがある。(前向きな欲求?)

<C>:上司が嫌い。(人間関係の不満)

<D>:家庭の事情で

 

まぁ<D>は仕方がないので、一旦別枠にしておくとして、、、、

どうでしょうか?何かどれも、別に「会社を辞める」という選択肢しか無いという問題では無いと思いませんか?

結局のところ「自分が辞めたいから辞める」んです。

そうじゃなかったとしたら、どの問題も会社に残って解決できる道を探す方が幸せですよ。

まずはマネージャとしっかり向き合って話をしてみましょう。
本当に、それはマネージャや組織の問題なのでしょうか?

マネージャが評価しやすい「魅せ方」があなたはできていますか?
業務内容や進みたい方向性について、あなたの個性について、きちんとシェアできていますか?
あなたは「誰」に働きかけていますか?直属の上司ですか?もう少し上のキーパーソンですか?
人事ですか?役員ですか?

 

企業と社員は、どうしても企業が社員を護る、という強者弱者の関係があるように感じますが、
本来は、対等であるべきです。

対等であるからこそ、社員は真剣に企業のことを考えてくれます。
社員は企業のことを、自分事のように考えたくなるはずです。

人財が企業を離れるとき、この関係が必ずどこかでアンバランスになってしまっています。

サラリーマンの方は、企業と対等になれるよう、真剣にあなたがやりたいこと、向き合いたい方向性について考えてみてください。
不満があらぬ方向に向いて、「自分がやりたいこと」をひとのせい、組織のせいにしていないか考えてみてください。

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